不朽の名作ラパラ CD7 CD9
シーバスをそれなりにやりこんでいる人なら、知らない人はまず居ないだろうというラパラのカウントダウンシリーズ。
自分ももちろん愛用しており、今まで何度ボウズのピンチを救ってきてくれたことか。
今回はそんなカウントダウンの中でもシーバスで使用頻度が高いCD7とCD9について紹介したいと思います。
特徴
CDは比重の軽い木のバルサ材から作られた固定重心のシンキングミノー。
バルサ材特有の柔らかい着水音や動きが良いのか、とにかくよく釣れます。
唯一の欠点は飛距離。
固定重心であることとその大きなリップが抵抗になることで最大でも40メートルくらいと今どきのルアーに比べるとなかなか飛びません。
しかし、固定重心による泳ぎだしの速さとサイレント性能、その大きなリップによる水掴みの良さから飛距離が要らない場面では、シーバスのエサと言えるほどの食わせ能力を持っていると思います。
使うシチュエーション
このルアーの出番が多いのは基本的にはドブと呼ばれるような小規模河川や漁港など。
飛距離は今風の重心移動を持ったミノーには敵わないので、壁打ちや明暗打ち、台船打ちなどで近距離にいるシーバスに確実に口を使わせたいときに使うことが多いです。
使い方
基本的にはただ巻き。ルアーが泳いでいないような低速巻きからブリブリと泳ぐような高速巻きまで非常に良く釣れます。
流れがある状況ではその大きなリップに水を掴ませてドリフト気味に流したり、流れが緩い状況ではグリグリと巻いてリアクションを狙ったりと使い方は様々。
水平にフォールするので、ここぞというピンでは巻くのを止め、ラインを張らず緩めずでフォールさせるとガツン!という食い方も良くあります。
またルアーの振動が大きくティップに伝わりやすく挙動を感じやすいので、テクトロする際のルアーとしてもおすすめ。
まとめ
とにかくシーバスが良く釣れるラパラCD9とCD7。
シーバス釣りを始めた頃から本当にたくさんのシーバスを連れてきてくれ、自分にシーバスとはどういう魚かを教えてくれたルアーの一つです。
最近ではあまりの釣れっぷりに使用を躊躇うこともしばしば(笑)
それだけ釣れるので、基本的に釣りたいルアーを投げ倒した後、ポイント移動する前に投入し魚が居る居ないの判別に使うことが多いです。
今や各メーカーから様々なシンキングミノーが出てきていますが、それらに埋もれることも無く未だに売られ続けている現状を見れば、どれだけ完成度の高いルアーかよくわかると思います。
シーバスを始めたてでとにかく数を釣りたい方もコンスタントの釣果を上げている熟練者の方も今一度CDラパラ投げてみませんか?
きっと新たな気付きを与えてくれると思います。