プレジールアンサー PA90 Jaw Breaker
秋に入り、増水パターンやイワシパターンでシーバスが好調な兵庫の瀬戸内エリア。
普段小規模河川での釣行が多い自分も、この時期になると友人からのお誘いを受け、大型河川や堤防などで釣りをすることもしばしば。
降雨後激流の加古川など大型河川で、ウェイトの乗ったシーバスに主導権を与えることなく、安全にキャッチしたい
時としてボイル祭りとなるイワシパターンで、ビッグベイトで釣りたい!でも大場所なので、飛距離が必要
こんな場面で頼りになりそうなパワースピニングロッドがゼナックから出たので、使わせていただきました。
増水河川
16センチ程度の表層系ビッグミノーを使い、上ずっている活性の高い個体を拾っていく釣り。
40gを超えるシーバスルアーとしては大型に分類されるようなルアーも振りぬけ、飛距離を稼ぐことが出来ました。
ティップ結構強いかなと初めて持った瞬間思ったけど、シーバスミノーの王道コモモのような12センチシャローランナーもしっかりと抵抗を感じながらリトリーブ可能。
十数グラムの軽めのバイブレーションからIP26みたいな重めの鉄板バイブを小刻みにリフトアンドフォールでドリフトさせながらヨレのボトムに流し込む釣り。
出来るだけボトム付近をドリフトさせることがバイトにつながるこの釣りでは、上げすぎないリフトと根掛かりを防ぐためにフォール時にボトムにタッチした瞬間を感じ取れる感度が必要。
固めのティップのおかげで、自分の入力とルアーの挙動にラグがなく、操作性はなかなかのもの。
リフト後のテンションフォールでもボトムタッチをしっかりと感じ取れ、ルアーロストもほとんどありませんでした。
掛けてからはこの竿の真骨頂といったところで、ボトムで食わせたシーバスを一気に浮かせ、エラ洗いさせながら水面を滑らせて回収するかのように寄せてくることができました。
堤防などのオープンウォーター
マイワシパターンで大きめの12センチ以上のミノーを多用する釣りで使用。
流行りのセットアッパーも相性良しでぶっ飛びます。
シーバスやりつつ青物回ってきたら青物もやるという方にはベストなロッドパワーだと思います。
まあ僕はツバス、サゴシサイズしか釣れませんでしたが(笑)
今日活性高いなーって時にはついついビッグベイト投げたくなる人も多いはず。
そんな時でもしっかりと振りぬけて、ルアーに食われずアクションさせられるティップ。
この手の釣りでは結構使い勝手良かったです。
まとめ
初見で触った感じはちょっと固いかなと感じたけれど、実際にガイドにラインを通して投げてみると、そんな事は感じさせない操作性。
そして激流で魚を掛けても主導権を渡すことなく取り込める安心感。
秋の大型シーバス狙いから堤防からの青物まで遊びの幅が広がるなーと思った一本でした。