シーバスのバチパターンってご存知ですか?バチとは俗にいうゴカイのことで、春になるとこれが産卵のために地中から出てきて水中を泳ぎ回ります。このゴカイの産卵行動の事を釣り人達はバチ抜けと呼んでいます。

釣り餌としてもよく売られているゴカイがこんな風に水中を泳ぎ回ることで、水中の魚達は狂ったように流れてくるゴカイを次から次へと捕食をします。
そのバチを捕食しにきたシーバスを釣ってやろうというのがシーバスのバチパターン。
バチに似せた細身のルアーは今や各メーカーから出されており、それを投げれば当然釣れるわけで…今までこのバチパターンでたくさんのシーバスを釣ってきました。
釣りに行く度そこそこの数が釣れ、流石にここまでくるとこの釣りにも飽きてきます。
そこで当時の自分は「細身のルアーで食うなら割りばしでも食うんちゃうん?w」と思いつき、台所から割りばしを取ってきてヒートンをねじ込みフックをつけて完成!五分で割りばしルアーができましたw
そしてバチ抜けが起こる大潮の夜、めちゃくちゃ楽しみに出撃!
ライズもそこそこ出ている何時もの状況!ドキドキしながらルアーをライズのタイミングに合わせて打ち込みます。
答えは早々に帰ってきてすぐにアタリが。
この時の「ウソ!?ホンマに食った!」という驚き、「バレないでくれよ!」という焦り。

そしてキャッチした時の高揚感。サイズは大したことのないサイズでしたが、日々釣っているシーバスとは胸の高鳴り方が段違いで中毒的でしたw
これを機にバチパターンでは数やサイズももちろんやりますが、時々こういう遊び心のある釣りをするようになりました。
「割りばしで食うならエンピツでもイケるやろ!」と思い、小学生の時に買ったバトエンことバトルエンピツw(ちなみにバトエン今どうなってるんだろうと思い、調べてみるとオークションで高値で取引されているようですw)

割りばしで釣れるので、もちろん釣れます。でもこっちの方がインスタ映えしますねw竿がマスレンジャーってのも地味に高ポイントw
また、歯ブラシにヒートン付けてシーバス釣ったりしてる友人もいたりして、それも中々だな~と思いました。
こんな感じで簡単にシーバスが釣れるバチパターンでも遊び方次第では面白くなります。自分はこの機会にテンカラとフライで挑戦してみようかな~と。
一匹釣れただけでも感動するので、もう数釣りには飽きたって人なんかは是非やってみてはいかがでしょうか?
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