ダイワのセットアッパーっていうミノーがヤバイらしい
「セットアッパーしか食わん」
「セットアッパーが一番釣れる」
阪神間でシーバスや青物を狙っている方たちがこぞって言う(笑)
本間にそんなええの?他のルアーでも全然釣れるやろ?と思いながらも、そこまで言われると流石に気になるので実際に使ってみました。
セットアッパーは計四種類
125S
125S-DR
97S
97S-DR
と計四種類
神戸や明石のオープンエリアではマイワシ等の大型ベイトが大群で接岸することから、ベイトに合わせたサイズ、ベイトの下のレンジを引ける125S-DRが良く使われているようです。
一緒に釣りをしていた友人がセットアッパーの125S-DRを一つ持っていたので、お借りして使わせてもらうことに。
飛距離エグイw
貸してもらって一投目
軽く振るとカチン!と重心の移動する音とともに50メーター以上先に着水w
回収してフルキャストの2投目
余裕で70mくらいまで飛んだw
色々とロングビルミノーを今まで使ってきたけど、どれも長いリップが空気抵抗になり、くるくる回って飛ばない物ばかりだった。
セットアッパーはその辺のことをよく考えていて、真後ろから見るとリップがすっぽりボディに隠れるようになっており、空気抵抗が減って飛距離を稼ぐとのこと。
なんか悔しいけどめっちゃよくできているw
メーカーHPによると飛距離はマックス79.5mとのこと。
当時はサイレントアサシンの140がよく飛ぶルアーと呼ばれていましたが、それより飛んでいる印象を受けました。
実際に釣ってみることに
ほんのり薄明るくなってきた朝マズメの時間帯の堤防。
ベイトのマイワシがシーバスに追われながら回遊してきて雰囲気抜群。
周りでもポロポロと上がっていて悪くない状況。
ベイトの位置を確認しながらその端を狙うようにキャストし続けているとガチーン!
とりあえず釣れた(笑)セットアッパーで初シーバス!
そこからもコンスタントにぽろぽろと釣れる。
これでとりあえず普通に釣れることは分かった。
といっても朝マズメの薄暗い時間帯のチャンスタイム。
周りのルアー投げてる方もちょこちょこ釣っているのを見ると、正直他のミノーや鉄板バイブでも全然釣れると思うw
地合い終了後でも釣れ続くセットアッパー
凄かったのは日が上り、完全に明るくなってベイトの群れが散って静まり返った状況からでした。
釣れる雰囲気はなくなり帰りだす人もちらほら。
リールを巻く速度に変化を付けつつ、ルアーのブルブルとプルプルとスーを織り交ぜながら探っているとヒット!
地合い終了後の一匹wすごいぞセットアッパーw
同じようにリトリーブに変化をつけながら探っているとまたキタ!
少し引きが違う!とか思っていると…
まさかの青物!といってもツバスサイズですが。
このルアーでメーターオーバーのブリとか上げてる知り合いの方も居ました。
その方は純正フックのST46の6番が物足りないので、がまかつのトレブルSP MHの4番に変えているそう。
またキャスト開始すると
今度はサゴシ。青物系も問題なく行けそうですね~
日は完全に上がって朝マズメは終わり、防波堤を見回してもたまにしか上がっていない状況。
横を通る時に釣っていた人のルアーを見てみるとやっぱりセットアッパーが付いてましたw
正直地合い中はルアーは何でもいいんですが、地合い終わってからも釣れ続けるのは衝撃でした。
「セットアッパーしか食わん」
その言葉の意味を身をもって体感できました(笑)
ちなみに友人から借りていたこのセットアッパーは釣れすぎて塗装剥げてボロボロになったので、買い取りましたw
まとめ
今までオープンウォーターの釣りは鉄板バイブ一辺倒だった自分ですが、これだけよく飛んでよく釣れると完全に一軍入り。
釣り方のキモは速巻き、遅巻きを混ぜながら食わせの間を作って上げること。
最初はずっと一定のスピードの巻きで使ってたんですが、リールを2回転速巻き、1回転遅巻きを交互に混ぜながら探るとバイトが増えました。
阪神間でシーバス青物を狙う方はぜひ持っていた方がいいルアーの一つだと思います。
追記
セットアッパーで青物がヒットシーンが取れたので、動画にしてみました。